卵は高たんぱくで糖質の少ない食品ですし安価でもあり、糖質制限食にとっては便利な食品ですから、積極的に利用したいところです。

ところが、卵の話をすると、どうしても出てくるのが、「卵は一日に一個にしましょう」というこれまでの常識なんです。卵はコレステロールが多い。だから一日に何個も食べるとコレステロールが身体にたまり、病気になる。こんな常識がこれまであったんですが、これもカロリー神話や脂肪悪玉説と同じように誤りだったんです。

卵をたくさん食べるとコレステロールが増えるというのか、そもそも誤りです。これの根拠となっているのは、コレステロールの多い食事をすると一、二週間は血液の中のコレステロールが増えるという実験だけだったんです。つまり、非常に短期のデータだけで結論を出していたんです。たしかに卵はコレステロールの多い食品ですから、たくさん食べないほうがいいと思い込まれていたんですね。

ところが、最近になって、年単位の長期で見ると、食事のコレステロールによって身体のコレステロールが増えるわけではないことがわかったんです。つまり、一、二週間の短期間ならば食べ物コレステロールか増えれば身体のコレステロールも増えるけれど、一年以上の長期になるとまったく無関係になるということなんです。この研究も信頼性の高い専門誌に掲載されている有名なものです。

また、最新の医学研究では、身体のコレステロールが増えると健康に悪いという考え自体が疑問だと思われつつあるんですよ。結論をいえば、卵を一日に何個までというのは気にしなくても大丈夫ということです。もっとも、卵を毎日5個も10個も食べるという研究はさすがにないですから、そんな極端なことはやめておいたほうが無難ですね。アウナ クレンジング